タイピングは苦手ですか?
「タッチタイピングができるようになりたい!」
「これからパソコンを使う仕事に就きたい、だけどタイピングに自信がない….」
と、このページを開いた方も多いかと思います。
タッチタイピングとは両手を使い、手元を見ないでタイピングする、昔でいうブラインドタッチのことです。
手元を見ながらの入力でもできてるからいいや、なんて思っていませんか?
キーボード見ながらじゃないと入力する自信がない、自分には絶対できないと思っていませんか?
じつはタッチタイピングができるようになるだけで仕事のスピードが格段に上がります。
そして、就ける仕事の幅もすごく広がります。
一般事務、医療事務、データ入力、経理・会計・財務、総務・人事・法務、システムオペレーター、ヘルプデスク、プログラマー、ITエンジニアなど活躍できる分野がたくさんあります。
タッチタイピングをマスターして新しい分野に挑戦してみませんか?
今の時代、日常生活や仕事中に多少なりともパソコンに触る機会は訪れます。
パソコン使うけどタイピングは苦手だなという方にこそマスターしてほしいです。
なぜなら、一度マスターしてしまえばもうタイピングで頭を悩ますことはないからです。
私はタッチタイピングをマスターするまでgoogle検索の入力でさえ打ち込むのが嫌でした。
画面見て、キーボード見て、を繰り返して文字を打ち込んでいくんです。
それがめんどくさくて嫌で、じゃあどうしてたかというと、スマホを使って検索していたんです。(なので昔はあまりパソコンを使いませんでした)
しかもフリック入力で。
フリック入力だって最初からできてたわけじゃなくて、どちらに指を動かせばどの文字が出るのかちゃんと覚えたからできるようになったんです。
これはパソコンでするタッチタイピングにも通じるところがあって、パソコンの場合はキーボードの位置を覚えるだけなんです。
スマホのフリック入力がをできるのにパソコンのタッチタイピングができないわけないですよね?
今回は私が実践した「タッチタイピングを効率よくマスターできる手順とコツ」を紹介したいと思います。
この方法を実践すれば、確実にマスターできます。
苦手意識を持っている方、新しいことに挑戦したい方に是非試してみてほしいです。
すぐ読める目次
ホームポジションを覚えよう

タッチタイピングはホームポジションを覚えることから始めます。
ホームポジションとは「指を置く基本となる位置」のことです。
これは基本ですが、とても大事です。
画像の赤で囲った部分に人差し指から小指までの四本指を置いてみましょう。
指と同じ色のキーボードを打ち、打ち込んだらホームポジションに指を戻す。
打ち込んだら一度ホームポジションに戻り、次に別のキーを打ち込んだらまたホームポジションに戻る。
基本はこの繰り返しなんですが、これがいちばん大事です。
指の担当キーやホームポジションはキーボードからキーボードへ最短で打ちすすめるよう決められたものです。
指は必ずホームポジションに戻す
これを守ることによって入力の間違いを減らし、正確性は上がります。
「私は小指が短くて打ちにくいから、となりのキーだし薬指で打ってもいいよね?」
⇒ これは絶対にしてはいけません。
指の担当キーを自分で勝手に決めてしまうと入力ミスが増えます。そして、一度まちがった指で担当キーを覚えてしまうと、後々それを修正するのは大変です。
キーボードに A I U E O を入力しよう
ホームポジションを覚えたら次はキーボードを見ながら「AIUEO」と入力してみましょう。
もちろん、指の担当キーやホームポジションを守りながらです。
ローマ字入力なので「AIUEO」と入力したら「あいうえお」とでてきます。
この入力を最低10回繰り返しましょう。
少しキーボードの位置を把握できたでしょうか?
次は、キーボードを見ないで「AIUEO」と入力してみましょう。
打ちまちがえてしまったら、削除して入力し直してください。
こちらの練習も最低10回繰り返します。
それができたら次に進みましょう。
五十音のタイピング練習をしよう
AIUEO入力ができるようになったら、次は子音の入力練習をしていきます。
下の一覧表をみて、か行⇒さ行⇒た行と順番に最後まで練習して行きましょう。
もちろん、キーボードは絶対に見ないで入力してください。
まったくの初心者でキーボードのアルファベット配置が全く分からないという方は、AIUEOのときのように最初はキーボードを見ながら10回入力しましょう。
その後、キーボードを見ないで10回入力の順で練習していきましょう。


キーボードを見ないとホームポジションがわからなくなる
そんな時は、こちらを見てください。

ホームポジションの人差し指にあたるFとJのキーボードには小さな突起があります。
タッチタイピングをするときに手元を見なくても指先の感覚だけでホームポジションに戻れるように付いています。
これで指が迷子になることはなくなります。
魔法の言葉を入力して練習しよう
ここまできて、基礎はできたけどまだタッチタイピングにはほど遠い。。。
けどキーボードの位置を感覚で少しずつつかめてきたかな?というところだと思います。
そこで、タイピング練習には欠かせない「魔法の言葉」の登場です。
パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。
pa-kinngueriajuude,fannhazuxtutoyukawomusu.
この言葉を完成させるには、「すべての母音・子音キーを1回以上入力すること」が必要です。
つまり、すべてのキーを必ず一回は押すということです。
この言葉を繰り返し入力するだけで自然とすべてのキー覚えられます。
完璧に覚えるまで何度も繰り返し練習しましょう。
タッチタイピング上達のコツは?
タッチタイピング上達のコツは、指だけじゃなく手を全体で動かすこと。
そして、毎日練習すること。
そんなこと言ったって、タイピング全然はやくならないし、打ちまちがい多いし、なんだか嫌になってきた。。
そんなときは、スピードは上げずに正確にタイピングすることをいちばんに心掛けましましょう。
タイピング速度は練習すればするほど勝手にあがります。
タイプミスを修正しながらの入力は全体的なタイピング速度低下につながります。
タイピングは一気に上達するのではなく、毎日ほんとに少しずつ上達していきます。
1日一回、数分でもいいのでパソコンに触れる時間を作りましょう。
私はある程度うまくなってしばらくパソコンを触らなかった期間があるのですが、久しぶりに触るとすこし腕が落ちていました。
日々継続が大事です。
タイピングをよく間違える指がある?
苦手指というものです。
苦手指は誰にでもあります。
私は右手の人差し指が苦手指です。
打ちやすい場所にある分意識がなくなるのか、IとU、MとNがとっさにごちゃっとなってしまいます。
苦手指はタイピングがある程度うまくなってもあるので気にし過ぎないようにしましょう。
無料タイピングサイトを使って練習しよう
無料でタイピング練習できるおすすめサイトを3つ紹介します。
e-typing
いろいろなテーマに沿ってタイピングの練習ができるサイトです。
テーマの数は後述のマイタイピングより少ないですが、タイピングの上達は同じ文を何度練習することでも見込めます。
「腕試しレベルチェック」をすると自分の現在のスコアと過去のスコアが表示されます。
その日のタイピング練習の最後に一回はしておくと日々の上達度が見てとれるので、やる気にもつながります。
長文もマイタイピングと比べると文字数が少なめなので、初心者がつまづきにくく続けやすいサイトです。
個人的にはこちらを最初にするのがおすすめです。
マイタイピング
こちらもいろいろなテーマに沿ってタイピングの練習ができるサイトです。
イータイピングよりテーマが豊富でその数はどんどん増えています。
60秒タイピングや歌詞など、イータイピングにはないコンテンツもたくさんあります。
長文は5000字にのぼるものもあるので、イータイピングの長文に物足りなさを感じた方におすすめです。
数字や記号を意識して盛り込んだテーマも多いので、少しタイピングに慣れてきたらこの辺りを意識した練習もよいです。
イータイピングより診断がきびしめなので、私は最初にやって嫌になりしばらくやりませんでした。
寿司打
タイピングに少し慣れてきたころにおすすめなのが寿司打です。
回転寿司のように流れてきた言葉をタイピングします。タイピングできた言葉の分だけお寿司をゲットできるのでゲーム感覚で楽しめます。
難易度は3段階あるので、まずはお手軽コースで単語の練習で感覚をつかんでゆくの良いです。
まとめ
苦手意識を持っていたタッチタイピングでしたが、始めて2週間もすれば上達している実感が持てました。
このまま続ければさらに上達していきそう!と自信もついてきます。
- キーボードを見ないで入力
- ホームポジションの死守
- 正確にタイピング
これを徹底すればタッチタイピングをすぐにマスター出来ます。
スピードは後から必ずついてきます。
地道ですが、今回紹介したタイピングサイトを使うことで練習も楽しくなります。
ぜひ、この方法を使ってタッチタイピングをマスターしてください。